凝集沈殿・還元処理・中和処理設備
工業製品製造過程で洗浄などに使われた廃液なので、部品の一部などが混入している場合があります。そういった異物を取り除き、廃液に凝集剤を投入することで、溶け込んでいる有害物質や汚濁物質を固め沈殿させ除去します。
その後、フィルタープレス機にかけるためpH調整を行います。
フィルタープレス
凝無害化処理とpHを調整した廃液を吸い上げ、フィルタープレスにより脱水汚泥と濾液に分離します。
接触酸化槽・減圧蒸留器
フィルタープレスから濾過された廃液はCODの値により次工程が分かれます。
比較的低いCOD廃液に関しては接触酸化槽へと工程が移り、高COD廃液に関しては減圧蒸留器にて処理を施してから接触酸化槽へ工程が移ります。
最終工程で活性炭に汚れを吸着させたあと、排水基準に適合されていることを確認し、下水道へ放流します。
分析室
お客様から回収したサンプルや廃液受け入れ時、下水道放流前の分析を行います。
回収したサンプルの分析値を参考に処理工程を計画し、受け入れ時にはサンプルと相違ないかを確認、下水道放流前には排水基準に適合していることを確認します。の行程を計画します。
そして、実際に運搬してきた廃液と相違ないかを再度分析し、実際の処理工程へ進みます。